鬼滅の刃 アニメとの比較と感想 コミックス10巻


出典:鬼滅の刃10巻©吾峠呼世晴/集英社

アニメ「鬼滅の刃遊郭編」で神回と言われた第6話部分の原作に当たるコミックス第10巻。
買っちゃいました!!!

改めてアニメの方も見直してみたのですが、いや~本当に中身が濃い。
ネットで神回と呼ばれるのが納得だと改めて実感し、やっぱりここは原作を確認せねばとなりました。

アニメとの比較と感想

前作からアニメ版は原作に忠実かつ絶妙なオリジナルシーンの挿入で物語を盛り上げていく手法ですが、今回の神回6話もその辺りが絶妙だったと改めて感じます。

まず印象的なのが、一般人に大きな被害が出るシーン。
炭治郎と堕姫が戦う音を聞きつけた男性が文句を言いに出て来るのですが、原作では「人の店の前で揉め事おこすんじゃねぇぞ」だけで堕姫の攻撃を受けて辺りは血の海と化すんですが、セリフが増えている他、堕姫の攻撃後の惨状が丁寧に描かれています。
それだけに、炭治郎の怒りが強く伝わって来て、覚醒の説得力が増します。

そして、大きな違いは炭治郎が堕姫を追い詰めたものの生命の限界に達して倒れてしまったところのナレーションが省略されていたことでしょう。
ここはかなり重要なことを言っているので、あるいは次回7話のアヴァンで語られるのかなとも思います。
しかし、ここにナレーションが入らなかったことでアクションが間延びすることなく緊迫感を持って観ることができる感じでした。

そして、「鬼」の禰豆子登場!
禰豆子のバトルシーンも原作以上にスピード感がある感じだったでしょうか。
鬼化した禰豆子、めちゃくちゃ迫力あります。

アニメと原作の楽しみ方

私は普段から映像作品で面白かったら原作を読むというタイプなのですが、「鬼滅の刃」は原作がもう完結していることもあり、先に原作を読んでからアニメを観て、その後、もう一度原作を読み返すのが良いかなと思うようになりました。

何故かと言うと、話の展開を知ってアニメを観ると細部まで余裕を持って観ることができます。そして、その後の原作はアニメの躍動感や音楽、効果音と言った脳内情報で補完しながら漫画を楽しめるわけで、それが個人的にめちゃくちゃ楽しかったりします。

そして、さらにアニメにも原作にも描かれていない「行間」を妄想したりして・・・
それが進行すると、年に2回お盆の頃と年末に東京・有明に出没することになるんでしょうが、さすがにそれは未体験ゾーンであります。(笑)

というわけで、この際、原作全巻を大人買いするのも良いかなと思う次第です。

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もちろん、遊郭編の10巻、11巻をそれぞれ単巻でゲットするもよしでしょう。

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