心理学的PR術とは

お客様の心に響く「心理学的PR術」とは

利益倍増、商売繁盛の秘策は
共感を呼ぶストーリー×お客様の心を揺さぶる心理学的PR術

これが当社のコンサルティングサービスの核です。
しかし、「心理学的PR術」って何?と思われる方も多いのではないでしょうか。

「心理学的PR術」とは、行動経済学や消費者心理学を活用し、よりお客様に受け入れられやすい方法を用いたPR方法のことです。

このブログでは、「お客様の心を揺さぶる心理学的PR術」を実現するための行動経済学や消費者心理学で実証されているテクニックの数々を紹介して行きます。

これを知れば、効果的なPRができるだけでなく、周りの人とのコミュニケーションが円滑になることも請け合いです。

自分自身の考えで買うものを決められる人はたった5%?

例えば、往来の多い繁華街で体調を崩し倒れたけれど、誰も助けてくれなかったという話を聞くことがあります。それだけを聞くと、現代人は不親切だという批判が殺到するのです。

しかし、実は親切か不親切化という問題ではなく、その根底にはある心理が働いているのです。

繁華街で倒れている人を見た時、第三者の通行人はどう思うのか?

「倒れてる?大丈夫かな?助けた方が良いのかな?でも、誰も助けてないし…。ひょっとして単なる酔っ払いかも知れないし…。」というようなことを考えるのが一般的なのではないでしょうか。

本当に病気の人なのか、単なる酔っ払いか判断付かない。もし、単なる酔っ払いだった場合、下手に関わってトラブルに巻き込まれるのはごめんだとも思うでしょう。

結果、誰も助けない。

要するに、その場の誰もが「様子見」をする結果、誰も行動できないのです。

そして、そんな中、1人が動けば、それに追随する人が続出するという…。

これは、大半の人間が無意識に周囲の人がどんな行動を取っているのかを見て、それに従うという心理傾向があるからなんですね。

そして、状況が不確実であればあるほど、人は他人の行動に準じて動くということが科学的に実証されています。

さて、翻ってPRという視点でこの心理を利用しているのが、特定の商品に「人気NO.1」とか「1日〇〇個売れてます」などと付けるやり方。

どの商品を買ったら良いか迷う中、こうした「この商品が売れてますよ」というメッセージは「みんなが買っているんだったら、これが良い商品なんだろう」という先入観に繋がります。

だから、店はそういう心理を掻き立てるため、POPに「人気NO.1」とか「1日〇〇個売れてます」というメッセージを付けるのです。

極めて単純な手段ですが、その裏には心理学で実証された理論がしっかり存在しています。

ちなみに、自分自身の考えで買うものを決められる人はたった5%で、95%は他人の傾向に影響されると言われています。

だから、こうしたメッセージが非常に効果的なPR手段になりうる。

なお、サクラを雇って行列を作るというのも同じ心理を活用したものです。

まあ、サクラというのはヤラセで、それがバレたら逆にお店の信用が失墜するのでお勧めしませんが…。(苦笑)